出会いアプリでトラブルに遭わないために気をつける3つのこと

出会いアプリでトラブルに遭わないために気をつける3つのこと

実際に多いトラブルとは

金銭トラブル

理想の人との出会いを求めアプリに登録した後、ほどなくしてお相手が見つかり実際に会ってみる。そこまではスムーズにいったとしても、実際に会う時に金銭トラブルは起こりやすいのです。てっきり本当の恋愛だと思っていたのが、相手は突然金銭の授受を求めてきたり、仕事がピンチだからとお金の援助を願い出てきたり。

時には情けに訴え、自分の家族が病気だの手術が必要だのと言ってお金を要求してくる場合もあります。それらが本当の話ならまだマシなのですが、ウソにウソを重ねている場合もあります。実は登録時のプロフィールからウソだったなどということもあるので要注意です。

運営側によるサクラによって受けたトラブル

無料会員の時に理想の相手とマッチングしたので有料会員になったとたん、相手から連絡が途絶えた。ポイント課金制のサイトで会話をじらしながら無理にやり取りを引き延ばし、追加のお金を払わそうとする。これらはサイト運営側のサクラである可能性があり、気をつけないといけません。

サクラの多くは、自分のプロフィールは好印象な項目が多いにも関わらず、求める相手の条件はやたらに広く、ほぼ誰でもよいとさえ思えるような形で、引っかかってくる相手を待っています。小規模であまり名前を聞かないサイトや、運営母体がはっきりしない、援助交際をにおわすようなキャッチコピーのサイトには十分注意しないといけません。

キャッシュバッカーによるトラブル

これは運営側が雇うサクラに手口が似ているものの、実はその正体が一般の登録者というやっかいなトラブルです。相手とのメールのやり取りや、投稿した写真を閲覧されることでポイントがつくことを悪用した登録者がむやみに連絡してきたり、その気もないのにマッチングをにおわすようなコメントをしたりして、ポイントを得て現金収入や景品取得をしようとする悪質な利用者です。

ネットワークビジネス等勧誘に関するトラブル

メールのやり取りの中で親近感が沸いてきたころに、ネットワークビジネスの勧誘を始めたり、マルチ商法の勧誘をしてきたりするトラブルもあります。メールのやり取りの中で突然「○○に興味はありますか?」と聞いてきたり「〇〇で儲けた話聞いてくれますか?」と振ってきたりした時は要注意です。つけ入るスキを与えないよう、まったく興味がない旨を伝えるかブロックすることもいいと思います。

写真を悪用されるトラブル

プロフィールに載せていた写真を無断で使われるというトラブルもあります。トラブルに巻き込まれた時に「その写真はFacebookに載せていたもの」というふうに、個人的な関係はないといえる写真以外は載せない方が安全です。

他のサイトに誘導され登録させられるトラブル

メールのやり取りが何回か続いた後、「こちらでは連絡が取りにくいので他のサイトでアドレス交換しませんか?」といって誘導されるトラブルがあります。有料サイトや詐欺サイトへの誘導であることがあるため、注意が必要です。

トラブルに遭わないために気をつける3つのこと

出会いアプリの厳選

出会いを求めてアプリに登録する際は、細心の注意が必要です。アプリの登録時にいろいろ面倒な手続きがあるからといって、それらがあまりないところで安易に登録しようとする人がいます。しかし、それは相手にとっても同じことであり、アプリを悪用しようとする人が身分を偽るのに便利なサイトということになります。

手軽に相手と会えるところは、それだけトラブルに遭う危険度が増しているということなので、気をつけないといけません。そういった意味でも、本登録をして連絡を取り合う前には必ず公的な証明書による年齢確認・本人確認を行っているアプリを選ぶと安心でしょう。

身元が特定できるような写真やプロフィールは載せない

いい写真を載せようとして選んだ結果、会社の制服を着た写真を載せたり、自宅が映り込んだ写真を載せたりしてはいけません。悪用しようとする人はそういった身元がわかる写真には敏感なので、トラブルの元になります。

また、まだそれほど相手のことがわかっていない段階でこちらの情報ばかりを開示するのも危険です。本当に信頼のおける関係になったところで、お互いが少しずつ距離を縮めるというやり方がいいでしょう。

お金のやり取りはしない

出会いアプリで気に入った相手が見つかり、デートをするようになっても、気をつけないといけないのはトラブルの中で一番多い金銭トラブルを未然に防ぐことです。たとえ結婚を前提に考えていたとしてもお金を渡すことは避けた方がいいので、その姿勢は相手に対しはっきりと伝えることが大切です。

また、どうしてもお金を貸す場合には、相手の身元やお金が必要な状況をきちんと把握しておかなければいけません。自分は騙されないから大丈夫という気持ちが、トラブルに巻き込まれる元なので用心することが大切です。

トラブルに遭ってしまった時の対処法

運営サイトへの報告

優良サイトと呼ばれるサイトでは24時間監視体制をとっています。運営側への「通報」ボタンやメールやチャットでの相談窓口を設けているところもあるので、「おかしいな」と思ったら、早い段階で相談することが大事です。

警察に相談

明らかな詐欺・脅迫行為を受けた場合は、迷わず警察へ連絡し被害届を出しましょう。もたもたしていると相手につけ入るスキを作って被害が増大したり、逃げられてしまい泣き寝入りになってしまったりする可能性があるので、こちらも早めに相談することが大切です。

専門家に相談

インターネットでのトラブルは出会いアプリに限らず、ショッピングサイトやフリマアプリなどでもみられます。「警察に行くのはちょっと」とためらいがあるのであれば、国民生活センターや消費者センターへの相談もおすすめします。全国に窓口がありますが、電話でも相談に乗ってくれるので安心です。

また、あまりにも常軌を逸した金銭の要求があるようであれば、弁護士などの専門家に法的措置を取ってもらうことも考えられるので、まずはアポイントをとって相談に行くことをおすすめします。

おすすめの出会いアプリ

Match.com(マッチ・ドットコム)

こちらは世界25か国で展開され、日本でも187万人の会員数を誇る世界的に有名な出会いアプリです。プロフィールの掲載には審査があり、メールでやり取りする時も専用メールアドレスを利用するので、個人情報は厳重に一元管理され安心な体制が組まれています。

料金も月額固定制なので、追加料金を気にすることなくいろんな人とのやり取りが行えます。Match.com結婚カップルのうち44%が交際1年で結婚しているということなので、結婚を考えて登録する人には近道かもしれません。

Match(マッチ)公式サイトへ

Pairs(ペアーズ)

2012年リリースされたこちらのアプリは、実名が出ないので個人が特定されないというメリットがあります。24時間365日という監視体制も安心できるサービスです。

また検索機能は豊富で年齢や居住地(都道府県)、職業などの基本的なステータスに加え、結婚への意思・子どもが欲しいか・家事育児に関する考えなど細かく検索項目を設定できる機能もあり、自分の理想の相手を探したい時に具体的に探せて便利な機能といえます。

またPairsでは20,000のコミュニティがあり、「イタリア料理が好き」「海外旅行が好き」といった細かな趣味の分類に応じた仲間が集まっています。これによってひと目で趣味がわかり、またこちらも参加しやすいのがメリットです。

ペアーズ公式サイトへ

Omiai(オミアイ)

累計会員数が300万人突破というこちらのサイトは、使いやすさから人気があります。検索機能によりおすすめされた相手の中に気になる人がいれば、「いいね!」をします。相手も「いいね!」をしたらそれでマッチングです。そこからはメッセージの交換となります。

メッセージの交換は公的証明書の確認が通った人だけなので、年齢などの身元確認は確かです。24時間の監視体制も取られていて、不正なユーザーは警告または強制退会などの対応も行われているので、トラブルを未然に防ぐ手段もあります。

Omiai -オミアイ-公式サイトへ

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